相手の力量を見抜くには!?
剣道の試合で、相手の力量を見抜く為の目のつけどころをご存じですか?
初めて戦う相手なら、どのくらいの実力があるのか?強いのか、弱いのかを見抜くのは難しいものです。
よく言われる相手の力量を見抜く目のつけどころとしては、着装や所作から相手の力量を見抜くというものです。
例えば、防具は正しく着け、途中ではずれたりしないようにすることが大切ですが、その防具である胴が左右に傾いているようならどうでしょう?その実力や力量も知れたものと言えるかもしれませんね。
その他の着装での目のつけどころとしては、袴や剣道着などがしっかり着装できているかなど、きちんとしてよれよれではないか、剣道着の背中のところが膨らんでいないか。
また、袴のヒダがピシッとなっているかや、前下がりに袴がはけているか、きちんと胴垂がつけられている、袴の腰板が胴の帯の上にきちんと出ているか。
それ以外にも、面紐の長さは適当であるかや不揃いになっていないか、面の後ろから手ぬぐいが出ていないかなど着装に注意してみると良いでしょう。
また、所作では、礼法が威厳があり丁寧かどうかや落ち着いた立ち姿であるかなどチエックしてみると良いでしょう。
着装の乱れは、見苦しいのはもちろん、剣道する人にとって恥ずかしいことです。
実際に着装などに乱れがあると、どこか試合でも隙が出てきて良い試合は望めないものです。
試合では、剣道着や袴、手ぬぐいは清潔にした洗濯したものを使い、ほころびがあるものは使用しないようにします。
普段の稽古からしっかりと着装や所作を意識して練習を行うようにしましょう。
選手の潜在能力を引き出し、最大限に能力を発揮させる上達法!