竹刀の握り方(持ち方)
正しい竹刀の握り方(持ち方)が出来ていますか?
特に剣道初心者や小学生に、竹刀の握り方や持ち方が良くない選手が見受けられます。
まずは、正しい竹刀の握り方を動画で確認してください。↓↓
剣道において、正しい竹刀の握り方や持ち方が出来ていないと、正しい構えが出来ないのはもちろん、思い通りの打突もできなくなってしまいます。
更に、打突にも冴えもなくなってしまうので、1本も取れなくなってしまいます。
そんな剣道にとって大きな意味を持つ、正しい竹刀の握り方(持ち方)としては動画にもあるように竹刀を持つ位置は、左手は柄頭が隠れるように握り、右手は鍔の下を握って竹刀を持ちます。
この時には両手の人差し指を伸ばして握り、その指が相手の下方を向くようにします。
また、両手とも小指、薬指、中指の順番で握っていき、親指と人差し指は竹刀に添える程度にしましょう。
両手の指10本で強く握ってしまうと、冴えがでなくなり、1本をとれる打突にはならないからです。
更に、竹刀を強く握って力が入りすぎてしまうと、肩が上がって姿勢が悪くなり、正しい構えが出来なくなってしまいます。
竹刀を握る力の目安としては、小指を10割で握るとしたら、薬指は8割、中指は6割、人差し指は2割、親指は1割くらいです。
また、小学生に多く見られますが、竹刀の重さを支えようとして竹刀を横から握ってしまっている選手もいますが、こうすると脇が開いて締められなくなり、肘が開いてしまいます。
両脇に生卵を挟んだつもりで、それを落とさないくらいに脇を締めて、両肘が前を向くようにしましょう。
いずれにしても、正しい竹刀の握り方や持ち方が出来るようになると、竹刀の振り方も改善でき、思った部位に打突が出来るようになるので、剣道初心者はもちろんですが、ブランクがある方や経験者も改めて確認して、正しい打突が出来るようになりましょう。