剣道着、袴、剣道具の選び方
剣道を行う上でなくてはならない剣道着、袴、剣道具ですが、選び方も大切になります。
新たに購入するときには、自分に合ったものを選ぶことで、動きやすく姿勢もよくなり、剣士としての風格も出てきます。
そして、まず剣道着ですが、あまり大きすぎると、前の合わせの部分が開き気味になったり、背中が膨らんだりしてしまいます。
特に気をつけたいのが、袖の長さです。
中段に構えた際に肘が完全に隠れるものを着用しますが、長すぎても良くないので、小手ぶとんにはかからないようにしてください。
また、袴はくるぶしが隠れる程度を目安にして、長すぎても短すぎるのもよくありません。
ちなみに、横から見て前下がりに履くようにすると美しく見えます。
次に剣道具についてですが、「面」「小手」「胴」「垂」の四つに分かれています。
面は横金の上部から6本と7本目の間の物見と目の位置がずれていないことが重要で、物見が合ってないと悪い姿勢になります。
面ぶとんは肩の関節を保護する長さがいります。
小手に関しては、小手ぶとんの長さが、肘から手首の最も長い部分の半分以上のものを使用するといいかと思います。
サイズが小さすぎると、手の内に悪影響を及ぼしてしまいかねません。
胴は小学生や女性の方で、大きすぎるものをつけている方をよく見かけますが、大きすぎると動きにくくまります。反対に小さすぎても首や胸に竹刀が入りやすくなって、体を守り切れず危険です。
垂れに関しても、体のサイズにあったものを選びましょう。
また、前帯は柔らかいものを使ってほうが締めやすくて使いやすいでしょう。
いずれにしても、自分の身体にあったものを選ぶようにしてくださいね。