剣道の試合での反則について!これだけは理解しておこう

剣道の試合での反則

 

剣道のルールの反則でよく分からないことがある。疑問があるという人も多いと思います。

 

剣道では、試合で次の行為をすると反則になると、試合審判規則 [諸禁止行為]第17条に規定されています。

 

1.定められた以外の用具(不正用具)を使用する。
2.相手に足を掛けまたは払う。
3.相手を不当に場外に出す。
4.試合中に場外に出る。
5.自己の竹刀を落とす。
6.不当な中止要請をする。
7.その他、この規則に反する行為をする。

 

引用元:全日本剣道連盟-試合審判規則

 

剣道の試合での反則について噛み砕いて説明すると、意識的に相手に足を掛けたり、足を払ったりする、相手を押す。あるいは竹刀で突くなどして、場外に相手を不当に押し出すと反則になります。

 

ただ、打突後の体当たりで場外に相手が出た場合は反則にはなりません。

 

また、自分の片方の足が境界線を完全に越えてしまうと反則になります。足の一部分でも境界線にかかっていれば反則にはなりません。

 

 

試合中に自分の竹刀が両手から離れて落としたり、相手または自分の刃部を握ると反則になります。もし、試合中に先革や中結を直す場合は、タイムを必ずかけましょう。

 

もちろん、理由もなくタイムをかけて試合を遅延したり、自分が不利な状況だからといってタイムをかける。相手の上に覆いかぶさるようにして、身動きできないように抱え込むようにするのも反則を取られます。

 

つばぜり合いの反則について

つばぜり合いの反則としては、次の4つが挙げられます。

 

@鍔と鍔が競っていない
つばぜり合いは、双方の鍔が合わさっているのが鉄則。鍔が離れてこぶしで競っているのはダメ!

 

A竹刀が逆交差になっている
自分の竹刀を裏に回して逆交差にし、相手の竹刀を長時間押さえ込むなど。

 

B上から竹刀を押さえつける
つばぜり合いから相手の竹刀を上から押さえつけて制するなど。

 

C後ろにはじく
相手の竹刀を裏からひっかけるようにして、後ろにはじいて相手を動けないようにする。

 

 

とくに場外に関する反則については、疑問を感じている人も多いのではないでしょうか?実際、ヤフー知恵袋に次のような疑問と回答がありました。参考になると思ったので掲載しておきます。

 

剣道のルールで疑問があります。

試合で枠出ると反則っておかしくないですか?
相手に押されて出たとか、突かれて出たとかで反則取りますよね。

 

いかなる理由があっても枠出たら反則なんですか?
プロレスだって20数えますよ。

剣道教室を主催する、剣道愛好家です。

 

そうですね、ある意味、場外反則などあるから、ライン際で押し合うような見臭い試合がチラホラしたりしてしまう一面があるのも確かです。

 

しかし、剣道の概念の一つに、御相手に攻められて、わずかでも下がったら下がった方は負け、という考え方・とらえ方があります。

 

とはいえ、わずか、というのはあまりに酷ですし、駆け引きや技の出し方によっては下がることもあるので、ある程度試合をするには面積も必要。

 

そこで、9〜11m真角の四角い試合コートの四辺すべてを、『断崖絶壁』という前提のもと試合を行っています。

 

なので、ラインを越えてしまえば、断崖絶壁ですから墜転落…

 

『じゃぁ、それなら、場外反則じゃなくて、ラインから出たら、出された方は死んでるから、出した方は一本じゃん!』

 

とか、勝ち誇ったように言われそうですが、それこそ相撲ではありませんし、剣道はあくまでも有効打突を競い合う競技ですから、断崖絶壁へ突き落としたからといって、さすがに一本にすることはできません。

 

ですが、剣道を学ぶものとして、自分がどの位置に立っているか、試合中とはいえ、きちんと位置を把握し、常に優位な場所から御相手を攻め打突する意識は大切です。

 

ですから、決して、場外反則というルールはおかしな事ではないと思います。

 

引用元:ヤフー知恵袋

 

剣道の試合で中高生レベルになると、相手を場外に押し出すのが技になっていたりするのも見かけますね。
ですが、試合が上手くなることと、強くなることとは同じではない。そう思うのです。

 

大事なのは剣道の本質を理解すること。
正しく無駄のない体の使い方(構え、足さばき、竹刀操作等)を身につけることで、冴えのある打突が生まれますし、素早く相手へ応じることもできます。

 

それには地道な反復による基本の習得こそが、剣道の上達のもっとも近道であることは間違いありません。

 

 

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