剣道の試合時間と勝敗は？団体戦もルールを簡単にわかりやすく解説！
剣道の試合で勝つ為には試合でのルールを正しく理解しておかなければなりません。
まず試合時間は5分が基準になり、延長の場合は3分が基準。勝ち負けは三本勝負を原則としています。
要は試合時間内に有効打突を先に2本取った方が勝ち。どちらか一方か一本を取り、試合時間がそのまま終了した場合は、一本勝ちとなります。
試合時間内に決着がつかない場合は、延長戦を行い、先に一本先取したほうの勝ち。また、延長戦でも勝敗がつかない場合は、判定で勝敗が決まる。もしくは引き分けとなる場合もあります。
有効打突(一本の判定)について
剣道の有効打突、いわゆる1本は、充実した気勢、適正な正しい姿勢(自然体)をもって、竹刀の打突部で刃筋正しく打突し、残身あるものと規定されています。
姿勢が崩れた状態での打突では有効打突(一本)と認められません。
試合中に不適切な行為があった場合は、主審が一本と宣告した後でも、有効打突を取り消される場合があります。
剣道の団体戦での勝敗の決し方
剣道のルールでの団体戦の場合の勝敗の決し方は、主に「勝者数法」と「勝ち抜き法」の2つあります。
勝者数法というのは、勝者の人数によって団体の勝敗が決するというルールです。
ですので、勝者の人数が多い方が勝ちになります。勝者が同数の場合は総本数の多い方が勝ちになり、総本数が同じような時には、代表者1名が試合を行い勝敗が決まります。
一方、勝ち抜き法というのは、勝者が続けて試合を行い、団体戦の勝敗を決するルールです。
その他にも、各大会によって定めた方法で勝敗を決することができます。これから剣道をなじめようという方、小学生、中学生、高校生という若い年代の剣士の方は、特にルールを正しく理解してほしいと思います。
なお、剣道上達革命の監修者である香田郡秀先生は、全日本学生剣道連盟審判委員長をされています。
これから剣道をなじめようという方、小学生、中学生、高校生という若い年代の剣士の方は、ルールを正しく理解するうえでも参考になるはずです。
